秋の漢方薬

長く暑い夏で弱った胃腸を建て直して、次の寒い冬に備える期間です。
主に次の漢方を使用します。
四君子湯 六君子湯 補中益気湯
もう一つの注意点 漢方・東洋医学の立場から
非常に大切なことは、水分を取りすぎてはいけないという事、夏は汗をよくかくので体内の水分が少なくなり喉が渇くため水分を多めに飲みたくなります。正常な体の反応ですが、ほとんどの人が水分を必要以上に沢山飲むのです。
人間の体は口から入った水分は何らかの方法で体外に排泄しなければなりません。
大人になると腎臓の働きが低下して飲んだ分だけ尿として排泄出来ないのです。
すると余分な水分は体内の組織にたまり、その結果、手足・顔がむくんだり、異常な汗、倦怠感を感じます。
これは夏場によく起こる現象で、特に湿度の高い日本では発生しやすいのです。
喉の渇きには漢方薬が非常に適切です。
漢方専門家に相談下さい。